
亀 恭子さんの
母時間と自分時間を横断するスタイル
ベーシックな中にトレンドを効かせたスタイリングで支持されるスタイリストの亀 恭子さん。プライベートでは9歳・5歳・4歳の3児のママとして多忙な日々を過ごしています。そんな彼女のライフスタイルを彩る4日間のne Quittez pasコーディネートをご紹介します。
Scene#01 / Pick-up and drop-off from cram school
塾の送迎にはきれいめモノトーンを基調に
柄やアクセサリーで自分らしさをプラス


「子どもの塾の送迎コーデは、きちっと決めてくるママが多いので、基本は白・黒・ネイビーなどのきれいめスタイルで。でもそんななかでも、柄を入れたりジュエリーを足したりして、さりげなく自分らしさも楽しむようにしています。このスカートは、程よくフィット感のある細身のシルエットですが、シャーリングの凹凸感で身体のラインを拾いにくいのが嬉しい。足元にソックスでグリーンを少量差してみました。コンサバなときほど、どこかに“ハズし”を入れるようにしています」──by Kyoko Kame
Scene#02 / Stay at a villa in 八ヶ岳
休日は家族と自然の中でリラックス。
着心地よく華もあるドレスで過ごす


「コロナ禍がきっかけで建てた八ヶ岳の別荘には月一回のペースで出かけていて、大人も子どもものんびりと、ときにアクティブに趣味の時間を過ごしています。ここでの服装は東京とは違い、着心地のよさが最優先。でも近くのレストランに食事に行くことも多いので着映え感も欲しい。ブルー系のストライプの織り柄をあしらったドレスは、前後のV開きが女性らしいデザイン。肌ざわりもよく、着ていてリラックスできるので活躍しています。甘くなり過ぎないようヘアバンドを合わせました」──by Kyoko Kame
Scene#03 / Friend's exhibition
友人が集まるブランドの展示会には
旬の顔映えイエローのトップスで


「最近、ブランドを立ち上げるお友達が多いのですが、お友達のブランドの展示会では、自分のショッピングも楽しんでいます。普段はモノトーン派ですが、今季注目のたまごイエローは顔映りもよさそうで気になっていて、このトップスを選びました。華のあるバルーンシルエットと、裏地にも使われているコットンオーガンジーの爽やかな肌ざわりが心地いい。ブラウン系やアーシーな色味もトレンドなので、イエローに馴染むベージュのジャケットやボルドーのバッグをコーディネートしました」──by Kyoko Kame
Scene#04 / Watch my son’s soccer game
カットワークシャツ+デニムの
きれいめカジュアルで試合観戦


「息子のサッカーの試合観戦の日は、本気でスポーティな服装というより、いつもの自分らしさをキープしつつ動きやすさのあるカジュアルが多いんです。日差し対策にも薄手のシャツをさっと羽織ることが多いのですが、こんなフラワーモチーフのカットワーク刺繍に変えるだけで、デニムやスニーカー合わせもカジュアルになりすぎず都会的なイメージになりますよね。インナーはシンプルなタンクトップでもいいけれど、もう一歩遊び心が欲しくてロゴTを合わせてみました。小物で色を差すのもポイントです」──by Kyoko Kame
Profile
スタイリスト・亀 恭子
短大卒業後、約3年間のOL生活を経て2001年から女性ファッション誌『CanCam』でスタイリストとしてデビュー。アパレル企業との製品共同開発やパーソナルスタイリングを手掛ける他、トークショー、テレビ、広告出演やラジオなど自身も多数メディアに出演。Instagram:@kame_kyo
Photography / Keiichi Suto
Model&Styling / Kyoko Kame
Text / Taeko Higashihara
Edit / Ayaha Takada
※商品情報未掲載のアイテムは、亀さん私物です。
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