カルチャーを愛する彼女たちから見たSara mallikaとは？
おのおのの仕事やライフスタイルを写真や文章とともに表現することで確固たる人気を誇る3名のインフルエンサー。ファッションに対する考え方とともに、「自分らしさ」についての想いを語っていただきました。
Kamoさんにとってのファッションとは？
「私にとってファッションは、その日の気分を映し出すキャンバスのような存在です。背伸びしたい日、ハンサムでいたい日、チャーミングに過ごしたい日など...
私の中には様々な側面があって、こよなく愛するワードローブの中からその日の自分らしい服を選びたいと思っています。
たとえばSara mallikaのCotton Linen Patchwork Embroidery Dressの場合は、
ストンとした落ち感と、インドの工房でひとつひとつ手作業で手がけられたパッチワーク刺繍が印象的なマキシ丈エスニックドレスの手を借りて、ナチュラルな自分を表現したい。
ありのままの自分を優しく肯定してくれたり、素のままでも魅力的に見せてくれたりするSara mallikaの世界観が愛おしいです」
服選びのインスピレーションはどこから得ていますか？
「日々の暮らしの中で、毎朝の服選びは自己と向き合う大切な儀式だと思っています。
前夜に思い描いたアイディアを基に自然光の下で服との対話をすることで、服は毎日新たな表情を見せ、その日その日の私の役割を教えてくれるような気がしています。
私にとってインスピレーションの源はさまざまで、大好きなカルチャーやレコードのジャケットから着想を得たり、時にはインドの絵本を見返して、ゆっくりと内省する時間からアイディアが浮かぶこともあります。
レコードのジャケットのデザインからストーリーやコンテクストを見出すのと同じように、伝統や手仕事が感じられるファッションアイテムにも惹かれます。ヴィンテージだけでなく、トレンドも楽しみながら、必ずどこかに自分らしさが感じられて長く愛せる服を選びたいという気持ちが強いですね」
菅野さんにとってのファッションとは？
「私にとってファッションを一言で表すならば内面を映すアバターという表現がしっくりくるように思います。いたずらに流行を追うのではなく、自己と一致した外見を重視するための術として、ピンとくる洋服やジュエリーを身に纏うような。
たとえば、気持ちの良い光が差し込む午前にシンプルでプレーンなデザインに身を包んでリビングルームでゆったりと過ごす自分も、顔色も気分もぱっと明るくなるようなコットンドレスを身に纏い大好きな海に赴くことも、どれも偽りなく、とびきり自分らしい。
TPOや気分で変化を楽しむ柔軟性や、シンプルさと多面性のバランスを追求すること...。そうやって様々な服を愛することが人生を丁寧に重ねている証だと思えて、日々の自信に繋がっている気がします」
生活をスタイリッシュに磨き上げる秘訣は？
「嬉しいことにたくさん褒めていただける自宅のマンションのリノベーションですが、自分にとっては壮大なセルフラブの一環だと思っています。
それもこれもマンションを購入しようとした時に生まれた感情と向き合ったことがきっかけ。人生の中でかなり大きな買い物でお金も勇気も必要。それなのに"こんなにもときめかないって悲しくない？"と思ったから、自分の好きなもの、心地いいものを理解して選ぶことを何よりも尊重したくなったんです。
誰かのためではなく、あくまでも自分自身を大切にするという軸で、物を選び、時間を過ごし、仕事を受ける。
もしも普段の住まいやインテリアを変えるのは難しいとしたら、マグカップ一つだって構わない。どんなに小さなことでも良い。ただ自分のために、"本当に好きなものは何？”と向き合って、思いを馳せてみて欲しいと思います」
前田さんにとってのファッションとは？
「もともとおしゃれがそんなに得意ではなかった私ですが、試行錯誤しながらも、近年は自分らしいスタイルが確立されてきた気がします。
その答えは、意外性や着た時にしっくりくるスタイルを極めていきたい、という気持ちが軸になっているように思います。
たとえ新しい服を着た日にも「ずっと前から持っていたんだろうな」と思われるほどに、自ずと自分らしいスタイルが完成していく悦び。
自分に馴染んだスタイルを日々ブラッシュアップしていきたいから、キャミソールワンピースを着るなら、中にはプレーンなTシャツを1枚。さらに小柄だからこそ、足元に少しボリュームを。
そんなふうに"自分らしさ"を積み重ねていくことこそが、私自身をより自由に心地よくしてくれているのかもしれません」
人生や仕事におけるひらめきの見つけ方は？
「家作りやジュエリー、ビューティーアイテムの収集などを通して、自分にとって、<ピンとくるもの>を見出していくことが、ひらめきに繋がっているような気がしています。 仕事柄、余暇にロケハンに出向くことも少なくないけれど、ひたすらに街や風景を眺めて、探し求めるのは同じ<ピンとくる>感覚。 アートや家具、レコード、食器、洋服、ジュエリー...。 例外なく、ワクワク出来るものを集め、囲まれて生きていきたい。そしてそれこそが心身を整えて健やかに過ごすためのモチベーションであり、自分にとって欠かせないセルフラブだと思うんです」
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