インドを代表する飲み物といえばラッシー。ただし乳製品なので飲み終えたあとのお腹の調子など気がかりな点があり、手が出しにくい人も多いはず…。その点、ジャイプールの有名店『LASSIWALA』のラッシーは味も美味しく、今回訪れたスタッフ全員で飲んでもお腹の調子を崩す人はゼロ。素焼きの陶器で飲むラッシーは趣も感じられる逸品。写真の大きさで取材時の価格は60ルピー。

ブルーを基調に、ムガール様式をモダンに再解釈した内装のイタリアンレストラン。ミネストローネ、ペンネ・アラビアータ、スパゲッティ・カルボナーラなどシンプルでクラシックなイタリア料理を味わえます。

敷地内には、『BAR PALLADIO DELICATESSEN』というオリジナルグッズショップも併設。18世紀のバロック様式の庭園装飾を模した小さなパビリオンです。ここでは、レストランでも使用されているテーブルウエアやリネンなどを購入できます。

レストラン『BAR PALLADIO JAIPUR』の創業者が手掛ける、ラジャスタン ポロ クラブ内のプライベートクラブ『POLO PALLADIO JAIPUR』。インテリアを担当したのはオランダ人デザイナー、マリー＝アン・オーデヤンス。ラジャスタン州を象徴する太陽のような黄色や、エメラルドグリーンで彩られた空間です。4つの部屋からなるこの空間には、レストランだけでなく、ラジャスタン・ポロクラブの歴史を物語る数々の遺品も展示されています。

宝石の街と呼ばれるジャイプールまで足を伸ばしたら必ず訪れたいのが『The Gem Palace』。ジャイプールの王家、ジャイ シン2世に宮廷御用達の宝石職人として任命され、イギリス王室からも高い栄誉を与えられたカスリワル家によって経営されています。

豪華絢爛なPINK ROOMは予約制。マハラジャが身につける唯一無二の輝きを放つアイテムなど、部屋のなかを一周すればそれだけでこの街に来た意味を見出せるほど充実した内容になっています。

1階のショップは予約不要で、お店を訪れた各国のVIPの写真も飾られており、160年以上にわたって一流ジュエラーとして活動してきた歴史を垣間みることができます。また、工場が隣接しているので好みのデザインのジュエリーをオーダーすることも可能。

もしも洋服作りが大規模な機械を使うものではなく、田舎の家庭で行われているとしたら。そしてその洋服作りを支援するための物流、販売のネットワークを構築することができたとしたら…。それが実現できれば、環境汚染や廃棄物の量は大幅に削減できるはず。そんな思いで設立された非営利団体が運営するショップが『Nila House』。

インド伝統の手工芸に光をあて、現代的なデザインに落とし込むことによって職人たちの生計を助け、その技術をサステナブルな文脈へと昇華しています。

マーブルやウッドなど、インドならではの素材をメインに、ライフスタイル雑貨を展開する『Ecru Export Pvt. Ltd』。クエート出身の姉妹が幼い頃から培ってきた世界観とインドのクラフトマンシップが融合した、ここでしか見ることのできない特徴的なアイテムが並んでいます。部屋のワンポイントになるような存在感のある雑貨が多く揃います。

フランス出身のデザイナー、Thierry Journoさんのブランド。キャリアの初期に、複製師としてルーヴル美術館でトレーニングを積み、ジバンシーのオートクチュールを制作するために、ジョン・ガリアーノのアシスタントを努めた経歴を持つ方で、店内にあるテキスタイル、そして巨大な絵画もすべて彼が描いています。

「陶磁器、家具、ランプ、ファッションはメンズ、レディース問わずなんでもやっている」と語る彼が作るオリジナルのマグカップやティーポットはPasandでも取り扱っており、ショップで実際に見ることができます。

ジャイプールを代表するホテルのひとつ、『Hotel Narain Niwas Palace』の敷地内にある『Hot Pink』。『The Gem Palace』の創設者であるムンヌ・カスリワル氏が創設したこのショップは、創設者のインドの職人に対する深い愛情がきっかけとなりスタートしており、この国が誇る手仕事の跡を店内の至るところで感じられます。

同じく敷地内にはレストラン『Bar Palladio』があるので、買い物のあとはディナーやバータイムも楽しめます。

ジャイプールの街の大きなフラワーマーケット『Flower Market Choti chaupar』は、多くの地元の人で朝から賑わいます。インドで花は神聖なものとして扱われ、宗教儀式でも多く使われ、結婚式などの祝福の場では一本の糸で繋いで花飾りにするなど、日常的に花のある暮らしが営まれています。

基本的には朝9時〜、毎日マーケットは開催されていて、農場から届いた新鮮な花を安く購入できます。支払いはほとんどがキャッシュのみ。花を買わずとも、雰囲気を味わうだけでも十分楽しめるはず。

インドの食に欠かせないスパイスマーケット。ローカルな香りが漂う『Jhalaniyon Ka Rasta』通りの両サイドに、所狭しとスパイスが並び、十数軒ほどのショップが軒を連ねています。

チリやクミン、ターメリック、コリアンダーなど、インド料理に使われているフレッシュなスパイスがズラリ。通りを歩いていると「少し試してみて」と手に少量のスパイスを渡してくれるショップも。

ジャイプール旧市街中心に建てられたマハラジャの宮殿『The City Palace』。現在も一部がマハラジャの住居となっていますが、多くの建物が博物館として公開されています。ラジャスターンとムガールの二つの様式が融合した建築として有名。

シティ・パレス内のショップ、『THE PDKF STORE』や『THE PALACE ATELIER』についてはSouvenir欄でご紹介中です。

1727年から200年以上、ジャイプール藩王の住居として、また政治の中心として機能してきた『City Palace』内にショップを構える『The PDKF STORE』。マハラジャの子孫である、ディヤ・クマリ王女によって設立された財団が運営しており、女性職人が自らの作品を販売する場をショップという形で設けることで、経済的に自立をするサポートを行っています。

洋服だけではなく、お土産としても使い勝手のいい雑貨も揃っているので、『City Palace』に訪れた際には必ず立ち寄りたい場所。

『THE PALACE ATELIER』は、マハラジャ・サワイ・マン・シング2世博物館のミュージアムショップ兼コンセプトストア。インドの伝統的な工芸を、モダンかつ実用的に昇華させたアパレル、アクセサリー、ホームウエア、本、お土産などを展開しています。

インドの多くの地域にショップを展開する『ANOKHI』。ジャイプールは彼らがビジネスを始めた場所であり、今はフラッグシップを構える重要な拠点となっています。涼やかなインドコットンを使ったウェア、ベッドリネン、テーブルクロスなど、デイリーに使いやすいアイテムを多く取り揃えているので、お土産としても使いやすい。

『Nila House』と同様に伝統工芸の保護、発展を目指しているこのブランドのショップには、木版を用いたブロックプリントでデザインされたアイテムも。私たちが想像するいわゆる「インドらしさ」が、現代的なアイテムで表現されているのできっとお気に入りの1着が見つかるはず。

こちらのショップにはカフェが併設されていて、自社農場で栽培された有機野菜をつかった料理を食べることができます。メニューはすべてベジタリアン料理で、ビーガン、グルテンフリーのものも。男性にも喜ばれるメニューのお店です。

Jaipurの街を効率よく回るには、現地に詳しいドライバーを手配するのもおすすめです。PasandチームがJaipurを訪れる際、信頼を寄せているドライバーはGirrajeさん。

※Girrajeさんへご依頼を検討される方は下記までご連絡ください。
WhatsApp：+91 98280 16334