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福岡県太宰府市。かつて九州全体を治める「大宰府」が置かれたこの都市は、海の向こう、東アジアへと開かれた「西の都」として栄えました。外交のかなめとして大陸の風が吹き込んだ、古代日本の顔とも言える場所でした。時を経た今も、その記憶は街のそこかしこに息づいています。学問の神様として菅原道真公をお祀りする太宰府天満宮は、年間を通じて国内外から多くの人々が訪れます。

2026年4月に、太宰府天満宮の一画にて、Pasand by ne Quittez pasのPOPUP SHOPを開催しました。滞在する中で、私たちの琴線に触れた場所やお店を紹介します。


清々しい気持ちで
一日を始める

太宰府に滞在するなら、太宰府天満宮の「朝拝」に参列することをおすすめします。古来変わらぬ作法で毎朝執り行われる朝拝神事は、旅人もその厳かな空気をともにすることができます。凛とした空気の中で手を合わせると、この地に積み重なった1100年以上の営みが、静かにからだと心に沁み入ってきます。ぶじに今日を始められることの感謝を捧げ、一日を始めてみてはいかがでしょう。

学問・文化芸術・厄除けの神様である菅原道真公をお祀りしている太宰府天満宮。御本殿に永遠に鎮まる道真公を慕い、日々たくさんの人が足を運びます。

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この日は家内安全のご祈願を受け、神棚を授与していただきました。旅の記憶を形に変えて、自宅に持ち帰ります。願いに合わせて、学業上達や厄除けなど、人生に関わるさまざまなご祈願を受けることができます。

【太宰府天満宮】
住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1
HP: dazaifutenmangu.or.jp


神社の境内を歩き
アートに触れる

文化芸術の神様である菅原道真公を慕い、古くから多くの文化人や芸術家が太宰府天満宮を訪れてきました。それぞれの時代の最先端の作品を納め、それは現代にまで続いています。いまなお世界各地のアーティストは、太宰府での体験にインスピレーションを受け、新たな作品を生み出し続けています。

太宰府天満宮の境内のさまざまな場所で、多彩な国籍、ジャンルのアートと出会うことができます。これらを文化芸術の神様である天神さまの役割を、現代に継承するものとして、「境内美術館」と名付けています。ここではそのほんの一部をご紹介します。

【太宰府天満宮 境内美術館】
HP: keidai.art

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The Trees Listen

©︎Susan Philipsz

人が賑わう境内を少し離れ鎮守の森に入ると、どこからともなく聞こえてくる法螺貝の音。8つの法螺貝がそれぞれ異なる方向から響き、森全体がひとつの楽器のように感じられます。西洋では、北風は法螺貝を吹く姿で描かれることがあり、スーザン・フィリップスはそのイメージから、人の歩む道や生きることへ思いを巡らせました。

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Really shiny stuff that doesn't mean anything

©︎Ryan Gander Courtesy of TARO NASU

磁石に引き寄せられた無数の金属片でできた球体。圧倒的な存在感を放ちながら、その中心にある「磁力」は目に見えません。太宰府天満宮でこの作品と向き合うと、わたしたちが信じてお祈りする神様もまた、目には見えない存在であることに思い至ります。ライアン・ガンダーは、見えないけれど確かにあるものを、この球体に宿したのかもしれません。

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THE CENTER OF A CENTER

©︎Lawrence Weiner Courtesy of TARO NASU

言葉を組み合わせてつくることを「彫刻」と表現したローレンス・ウィナー。全貌が把握できないほど大きく、境内の3ヶ所に配置された「THE CENTER OF A CENTER ひとつの中心のその中心」という言葉は、たとえ理解できなくても、考えながら歩くことが大切なのかもしれません。いくつもの中心を持つこの構成は、神道の寛容さへの作家なりの敬意のようにも思えてきます。


鮮魚店で
おいしい魚に舌鼓

糸島の朝獲れの魚をリーズナブルに食べることができるのが、「鮮魚いの吉」です。鮮魚店と隣接した店舗で、新鮮な魚を使ったランチを提供しています。一番人気の「海鮮ちらし」には、日替わりで5種類ほどのネタがたっぷり。夜は近くにある姉妹店「飯屋いの吉」で、お酒と魚を楽しむのもおすすめです。

【鮮魚いの吉】
住所:福岡県太宰府市宰府2-4-10
Instagram: @sengyo_inokichi>

歴史ある門前町に吹く
新しくおいしい風

太宰府天満宮の参道からひと筋入った路地にあるコーポラティブ施設「NISHIKIMACHI」。
かつてこの場所が「錦町」と呼ばれていたことからその名がつけられました。
【NISHIKIMACHI】
住所:福岡県太宰府市宰府2-7-5

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「毎日食べられるパン」がテーマのベーカリーは、早起きして訪れる価値あり。噛むほどに小麦やライ麦の味がしっかり感じられるハード系パンは、リピーター多数。明太フランスも人気です。
【Loop a Bread】
Instagram: @ loopabread

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海外で研鑽を積んだ大将・平野さんが地元に開いた、カウンター7席の鮨店。おまかせコース一本で勝負する潔さと、旬の食材への丁寧な向き合い方、そして大将のおもてなしの気持ちが忘れられない店。2日前までの要予約。
【鮨ひら乃】
Instagram: @sushi_hirano_dazaifu

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地元の人から観光客まで愛されるカフェ。温かみのある木とグレーで整えられた空間で、朝はコーヒー、昼はパスタなどのランチメニュー、午後は名物のツートーンチーズケーキなど、時間帯によってさまざまに楽しめます。
【tōn】
Instagram: @ton_tagsta

ほかにも訪れたい飲食店

【そば処一耕】
日本各地から取り寄せたそばの実を店内の石臼で自家製粉し、つなぎを一切使わない、香り豊かな十割そばを手打ちする「そば処一耕」。名物の鴨せいろを目当てに、遠方からも訪れる人が絶えません。
住所:福岡県太宰府市観世音寺1ー7-6
HP: sobadokoroikko.jimdofree.com

【MIDLE.】
大きな窓から差し込む光が心地よい、築130年の古民家をリノベーションした一軒家カフェ。店主が現地で吸収したスパイスの文化を、本格的なミールスやスパイスドリンクとして丁寧に提供しています。
住所:福岡県太宰府市宰府3-2-10
Instagram: @ midle.2017


太宰府と言えば
梅ヶ枝餅

太宰府で甘いものと言えば、参道にも多くの店舗が軒を連ねる「梅ヶ枝餅」。菅原道真公が大宰府に流され、毎日の食事に事欠く様子を見かねた浄妙尼が、餅に梅の枝を添えて差し入れたことに由来します。

御本殿の裏手にある「小山田茶店」は、創業は江戸時代に遡り、太宰府天満宮のおまつりにもお餅を納める老舗。一つひとつ手焼きされるお餅は、外はパリッ中はモチモチのおいしさです。緑のお餅は、毎月25日にだけ焼かれる特別なヨモギのもの。お持ち帰りやお取り寄せもできます。

【小山田茶店】
住所:福岡県太宰府市宰府4-8-17
HP: www.umegaemochi.net


少し足を延ばして
神聖でかわいい神社へ

太宰府天満宮から車で約10分。宝満山のふもとに「宝満宮竈門神社」があります。縁結びや方除け、厄除けの神様として多くの参拝者が訪れるとともに、桜や紅葉の名所としても親しまれています。

またデザインに関心の高い人たちには、インテリアデザイナー片山正通さんが設計を手掛けたお札お守り授与所も人気です。白とピンクの石を基調としたかわいらしい空間では、さまざまなお守りやおみくじを受けることができます。「かまどかさねみくじ」は、透明なフィルム状のおみくじを2枚重ねると、二人の相性が分かるというもの。友人同士やカップルで引く人が増えています。

【宝満宮竈門神社】
住所:福岡県太宰府市内山883
HP: kamadojinja.or.jp


歴史ある古都の
邸宅に泊まる

太宰府天満宮にほど近い3つの歴史的建造物を改修した分散型ホテル「HOTEL CULTIA 太宰府」。天満宮に仕えた絵師の邸宅や、神饌を納めてきた魚屋などの歴史的建築が、3棟13室の個性的な宿に生まれ変わりました。建物の使えるところは活かしつつ、現代的なステイが叶うよう空間の記憶とともに修復。時間の重なりを全身で感じながら滞在することができます。

毎朝行われる朝拝神事への参列など、門前町に泊まるからこそ、昼間の観光では出会えない太宰府の姿を堪能できます。いにしえの太宰府の姿を想像しながら時間を過ごすことができる唯一無二の滞在先です。

【HOTEL CULTIA 太宰府】
住所:福岡県太宰府市宰府3-3-33
HP: www.cultia-dazaifu.com


和の空間を楽しむ
アイデアに溢れる

2026年4月23〜26日の4日間、福岡県太宰府市でのPOP UPイベントを行いました。太宰府天満宮での開催は2025年に続き2度目となり、さらに多くのお客様にお越しいただきました。

POP UPイベントを重ねるにつれ、どんどん鮮やかなドレスを試着してくださる方が増えてきたように思います。日常の中に美しさや楽しみを見出す私たちの考え方に共感してくださっているようでうれしく感じます。

会場は、ふだんは一般公開されていない太宰府天満宮文書館。築100年を超える趣ある建物と、Pasand by ne Quittez pasのアイデアが融合し、リラックス感溢れる空間が現れました。畳とラグを敷いたり、ジャンヌレのヴィンテージ家具を合わせたり。この空間に似合う鹿児島の陶芸家・野口悦士さんの器のご紹介も行い、暮らしのアイデアをご提案する場となりました。

=Information=


福岡市でもPOP UPイベントを開催いたします。
Pasand by ne Quittez pas 博多阪急 POP UP SHOP

ne Quittez pas(ヌキテパ)やSara mallika(サラマリカ)のウェアを中心に、オンシーンからリゾートまで様々なシーンで華やぐアイテムを豊富にご用意いたします。
開催を記念して税込33,000円以上お買い上げいただいたお客様に、Pasandオリジナルメッシュポーチのノベルティをプレゼントいたします。
また、本POP UPでは「Cotton Jacquard Stripe Small Flower Print Embroidery Sleeveless Dress」を先行販売いたします。
いち早くご覧いただける特別な機会を、ぜひお楽しみください。

【開催概要】
日程:2026年5月27日(水) – 6月2日(火)
時間:10:00 – 20:00 ※最終日6月2日(火)は18:00まで
場所:〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1博多阪急 1F メディアステージ


太宰府天満宮を五感で楽しむため、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。
参拝に加え、広い境内を散策しながら季節やアートを楽しみ、ランチも味わって「太宰府天満宮」を満喫してみてはいかがでしょうか?

・近年観光客の増加で、交通機関が混雑気味です。福岡市内からは、西鉄福岡(天神)駅から西鉄電車(約30分)の利用がおすすめ。比較的スムーズに移動できます。梅の花をモチーフにしたレトロな駅舎も魅力です。

・太宰府天満宮は、季節によってさまざまな見どころがあります。梅の花が咲き誇る2月上旬から3月上旬、樟若葉が美しい4月下旬から5月上旬、紅葉が美しい11月中旬〜12月上旬が見頃。混雑を避けるなら、平日の朝早い時間帯がおすすめです。

・九州唯一の国立博物館である九州国立博物館が、太宰府天満宮と隣接しています。あわせて訪れると歴史と文化をより深く体感できます。

Photography /Yoshikazu Shiraki
Edit & Text /Yoshiko Asano (nico edit)








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